世界仰天ニュースで放送された「カンピロバクター」。昨今増加する食中毒の原因のひとつである、このカンピロバクターとはいったい何なのか?そして、人間の体にどんな影響を与えるものなのか?そして、それを防ぐ方法とは?是非、知っておきたい情報をお伝えします!
カンピロバクターとは
食中毒なりたくないしギラン・バレー症候群引き起こしたくないしカンピロバクターを多く含むから加熱処理されてない鶏肉食べるのやめよう pic.twitter.com/zkifJHSsdr
— 優花 (@my__0v0) 2017年10月17日
食中毒の原因と話した、この『カンピロバクター』。それは、牛、鳥、豚、羊などの家畜などの動物の腸内に潜む最近の一種です。家畜以外にも、ペットの犬や猫にも存在するため、その糞便には注意が必要です。
1982年に、厚生省に食中毒起因菌として指定されたもので、特に鶏の保菌率が高いことでも知られているものになります。そして、特徴的なのは、他の菌に比べて比較的少ない菌量でもヒトへの感染が成立するため、ほんの少量でも症状が出ることがあります。
ちなみに、このような細菌食中毒は、10万~100万という単位の菌量で感染するのですが、このカンピロバクターは、数百個程度で感染します。
カンピロバクター感染症の症状
今年のグラフ(H28を反映させたの意)つくった。食中毒事件数。去年もカンピロバクターとノロの2強体制。例年と比べるとビブリオがちょっと多め。
グラフ表現は@y_tambe のをパク…オマージュしたかんじ。 pic.twitter.com/FRBV6THUpO— 腰痛先生 oʇoɯɐʞo ɐɹıʞɐ (@yoh2) 2017年10月12日
通常、2、3日後に症状が出始めることが、時には潜伏期間が7日にも及ぶ場合があります。そして、症状としては、下痢、腹痛、発熱、吐き気、頭痛及び全身倦怠感。1日何十回もトイレに行くような感じです。
また、まれにですが、神経疾患のひとつ『ギラン・バレー症候群』という重篤な症状になることもあるのです。筋肉を動かすための運動神経に侵され、手足などに力が入らなくなる病気です。大原麗子さんや安岡力也さんが患ったあの病気です。
ギラン・バレー症候群は、呼吸不全や顔面麻痺などの症状もあります。
カンピロバクターの予防方法
生の鶏肉に含まれるカンピロバクターウイルスと、それで極稀に引き起こされるギランバレー症候群の恐ろしさについてテレビでやってる。よく加熱すれば大丈夫なんだって。 pic.twitter.com/sF3PBdxKt8
— 東北在住@DQ11バクーモスが倒せず… (@sleeve_pear) 2017年10月17日
熱と乾燥に弱いという特徴を持つカンピロバクター。生肉を調理した包丁やまな板などはよく洗い、熱湯消毒の後に乾燥させることで菌が残らないように予防できます。
また、食材については火を通すこと!60℃以上、1分程度の加熱でほぼ死滅するとのことです! 目安は、肉の中心が白くなっていれば大丈夫とのこと。
また、ペットを飼っている人は、トイレの始末などに注意しましょう。排泄物に触れないように注意することはもちろん、処理した手や道具なども注意が必要です。この点も忘れずに意識しましょう。
感想
カンピロバクターと聞いて pic.twitter.com/QiPccwrvfq
— ばし (@_BASHIKO) 2017年10月17日
やはり、生ものは気を付けたいですね。 魚介類に寄生してるアニサキスも怖いですし、生肉のo-157やカンピロバクターも食中毒も怖いものです。 飲食店で鶏刺しや鶏生レバーを食べたことによるカンピロバクター食中毒が多発しています。よく加熱された鶏肉料理を選んで楽しい外食にしましょう。
私もレバ刺しが好きだったのですが、お店で食べられなくなるのは少し残念です。しかし、こういったリスクを考えると、それも致し方無いのかもしれません・・・