林修の今でしょ!講座が3時間スペシャルで放送されます。今回のテーマは「筋肉貯金」、長生きするにはこの筋肉というのがポイントのようです。どうやって、年齢を重ねても筋肉を落とさないようにするにはどうしたらよいのか、いろんな方法をご紹介します。
筋肉貯金とはどういうこと
まず、筋肉の重要性をお話してから、筋肉貯金をご説明します。
筋肉というのは大事なもの
筋肉は、動作する上で欠かせない組織ですよね。さらには、呼吸や心臓などの無意識な臓器の動作、そして、ダイエットなどでも注目される脂肪燃焼、さらには体温維持などや姿勢維持など、本当に大切なものなんです。
そして、最近では、その筋肉量は薬への薬の副作用についても研究成果が多く報告されています。
栄養が不足して筋肉が減ると、術後の補助化学療法の副作用が強くなるという研究結果も相次いで報告されている。胃がんなどの手術後の補助化学療法として使われる「S-1」「5FU」などの抗がん剤は、再発を防ぎ、治る率を高めることが確かめられている。ただ一定の期間投与し続けることが必要だ。口内炎や下痢、白血球減少やそれに伴う感染症などの強い副作用が現れると、投薬の休止を余儀なくされ、十分な効果が望めなくなる。
これまでの研究では、筋肉量が5%以上減少すると重い副作用が増え、抗がん剤を続けられる割合が大幅に減ることが分かっている。東京新聞
つまり、将来的にもとても大切なものであることがわかります。
筋肉貯金の考え方
筋肉は、鍛えると増えることは誰もが知っていますが、鍛えずに普通に生活しているだけだと基本的には筋肉は小さくなってしまいます。大体ですが、成人後20歳をピークに、30歳を超えていくと年に1%程減っていくそうです。
これは加齢というよりも、学校教育における運動活動が無くなり、仕事や生活習慣などの環境の変化により全体的な運動量が減っていくことにより発生しているようです。
計算上、何もしないままだと、20歳と80歳では筋肉量は50%も違うことになってしまいます。(※計算上なので実際は多少異なりますが)。その筋肉がどんどん減少してしまう「筋肉枯れ」。この「筋肉枯れ」を防ぐことが重要になります。
筋肉は一気に増えるものではないということ。短期間で増やすことはできなくないですが、食事や運動など物凄い大変ですよね。
なので、
少しの運動でいいので筋肉に刺激を与え、筋肉を少しづつ貯金し積みたて、維持する。骨折したときの動けなくなり減ってしまう日や高齢になったときのため、この日頃から、筋肉を貯金しよう蓄えようというのが「筋肉貯金」だということです。
筋肉貯金の簡単チェック方法
【 10/31 林修の今でしょ!講座 】
玉森くんの筋肉貯金チェック pic.twitter.com/sR9YZa4T0Y
— きやり (@kissinxu_) 2017年10月31日
それは、椅子に座って、片足に体重をかけ、片足で立てるかどうか。これだけ!これが出来ない人は筋肉貯金が少ない人なので要注意です。
【チェック方法】
前にかがみ片足に体重をのせて、反動をつけずに片足で立ち上がる。
太っている人は、より筋肉が落ちやすいとのこと。何故かと言うと、血糖値により糖代謝が悪く、筋肉の合成が抑えられ、落ちやすくなる。
まとめ
今までの、正しい筋肉トレーニングを行い、日頃から筋肉を貯金した方が良さそうです。さらに食事生活といいたいところですが、まずは、筋肉の下半身の筋肉を鍛えるだけでも変わりそうです。
骨粗粗しょう症も、筋肉量の不足が原因で発生してしまう。というデータもあるので気になる人には是非試してほしい方法でした。