世界一辛いとされる唐辛子は、ハバネロ?ジョロキア?そんなのはもう古い・・・最新の唐辛子の最強でかつ最恐の唐辛子とはいったいどんなものなのでしょうか。今回は、ギネスにも認定された歴代世界一の辛さを誇る唐辛子をご紹介します!

世界一辛い唐辛子ランキング

世界一辛い唐辛子


それが、『キャロライナ・リーパー』

2013年8月7日に、ギネス世界記録によって世界一も辛い唐辛子に認定されたスーパー唐辛子。【リーパー】つまり、死神と言われるのも納得ですが。単に辛いからというからこの名前がつけられたのではなく、鎌のような形が死神に見えることからも名付けられました。

ちなみに、辛さは220万スコヴィル。

その他の唐辛子を比較してみると、タバスコが2500、鷹の爪が4万、ハバネロが約35万、ジョロキアが約100万・・・

ジョロキアの2倍、ハバネロの6倍という末恐ろしい唐辛子です。

私は買えませんが(笑)ここで購入できますよ。

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2番目に辛い唐辛子


キャロライナ・リーパーに首位を取られてしまった、3年間世界一辛いと記録を保持していたが、あえなく2位となってしまった『トリニダード・スコーピオン・ブッチ・テイラー』

2011年に測定されたスコヴィル値は146万3700!

これを使ったラーメンなども登場し、3分で完食できれば景品贈呈など、チャレンジ企画にも使用されることも。お店でも使われれる安心な唐辛子??

3番目に辛い唐辛子

『ナーガ・ヴァイパー』は、2011年にギネス認定されたが、すぐに記録を抜かれてしまった悲しい唐辛子です。それでも、スコヴィル値は138万2118・・・いや十分ですよ(笑)

もうよくわからない唐辛子の名前ばっかりです。しかし、2013年から早4年、塗り替えられる新種は出てきていません。当たり前かぁ、現時点でもう上限がマックスな気がします(^_^;)しかし、調味料というよりも化学兵器の開発みたいな・・・

と説明してきましたが、このスコヴィル値をご存知ですか?念のため説明しておきます!

唐辛子の辛さの単位「スコヴィル」とは

Svoville(スコヴィル)氏が1912年に考えられた唐辛子の辛さを計る単位です。唐辛子の辛さの仕組みは、聞きなれているあのカプサイシンが味覚を刺激することで辛く感じることです。そのカプサイシンの割合を数値化したというものがこの「スコヴィル」。

測り方も科学的で、高速液体クロマトグラフィーという機械でカプサイシンの量を測っています。このカプサイシンの量をスコヴィル値に変換するというのが一般的な方法。でも、昔は、このような機械がなかったため、唐辛子抽出物を甘味水で希釈、そして辛味を感じなくなった段階の希釈の程度を示していたそうです。

人間が舌を使って計測ってかなり危険な香りが・・・。

よく、唐辛子でも当たりはずれがありますよね。なので、栽培する場所はもちろんのこと、同じ品種でも、気温や土の環境などによって個体差があるため、あくまでも目安として考えてください。

まとめ

現在は、キャロライナ・リーパーがギネス認定の世界一辛い唐辛子です。しかし、まだまだ世界は広いものでイギリスでは、248万スコヴィルというものを栽培したようです。その名も「ドラゴン・ブレス」

しかし、専門家の話では、食用には至らず、アナフィラキシーショックを誘発する可能性も示唆されていてこれが世界一辛い唐辛子になることは無さそうです。でも、医療で役立つかもしれないと言われているので無駄にはならないかもしれませんね。

私は、辛い物が苦手なので絶対!!に食すことはありませんが、世の中には恐ろしい辛いもの好きが結構います。人生で一度試してみてもいいかもしれません。私は絶対にしませんが!

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