台風が謎の感染症(レプトスピラ症)を引き起こす!?

2017年9月28日に放送される「その原因Xにあり」で、謎の感染症が特集されました。その原因が台風だというのです。では、謎の感染症の病名、そしてその症状とはどういうものなのでしょうか。その対策はあるのか調べてみます。

謎の感染症とは


この感染症の正体は、「レプトスピラ症」というもの。これは、細菌感染症のひとつ。またの昔は、「ワイル病」、「秋疫(あきやみ)」「七日熱」としても知られています。

感染源であるのは、人獣共通の細菌(スピロ ヘータ)というもの。これが、体内に入ることで感染します。

聞いたことが無い人も多いのではないでしょうか。それもそのはずで、昨今、日本ではあまり見られない病気なんです。

なぜ台風が関係するのか


台風が発生すると、洪水が起きることがあります。これが要注意なのです。

氾濫した川から、不衛生な水が生活の場へ流れ込んできます。ただ単に足がつかるくらいならいいですが、傷口やおぼれてしまった場合に、体内に感染してしまうことがあるのです。

日本でも、1970年頃にはまだ死者がでるほど見られたようで、それも不衛生なことが理由のひとつでした。

現在でも、タイ・マニラなどのアジア圏では、7月~9月に多くみられます。これも、台風による雨により、氾濫してしまった水により、スピロヘータ(病原菌)に感染するケースも多々あります。

謎の感染症(レプトスピラ症)の症状とは

感染してすぐに発症する病気ではありません。5日~14日で症状が表れます。初期症状はこちらです。感染しても、この軽い症状で無事治癒することもあります。

  • 発熱
  • 悪寒
  • 頭痛
  • 筋肉痛
  • 腹痛

風邪のような症状であるのがわかります。つまり、感染しているのかわかりにくいわけです。そして、この病気が重症化してしまうと・・・

  • 結膜充血
  • 黄疸
  • 出血
  • 腎障害

早期に適切な治療ができないと、20~30%の確率で亡くなる事もある侮れない病気なんです。そして、重症化すると、この結膜充血など目に症状が出て、白目が黄と赤に変色。これが、「ゾンビ」のようだと言われています。

感染症(レプトスピラ症)の対策とは


対策としては、これらの事に気を付けることが重要です。

・台風一過で、氾濫した汚染水などには近寄らない。何よりも洪水後の水は特に危険です。

・手洗いとうがいをする。

・ペットがいる場合は、ペットも汚染水に触れないようにする。また、念のためペットの汚物を処理する場合は、手袋やマスクなどで行う。

・ワイル病秋疫混合ワクチンを打つことも可能です。約6年の免疫がある。

・煮沸消毒、乾燥や酸性に弱いので、消毒は可能です。

まとめ

台風自体が怖いというのではなく、台風が起こすこのような病気の二次災害にも注意が必要なんですね。この謎の感染症(レプトスピラ症)は、感染症法の四類感染症に指定され、家畜が感染すると全頭廃棄というかなり危険な感染症。そう国も認識しています。

台風などの洪水時は、出来るだけ対策を行うこと。そして、もし感染の疑いがある場合は、近くの病院では診断すること。ただし、風邪と診断されてしまうこともあります。出来れば、感染症科や大きな病院で、症状などしっかり伝えてくださいね。

頭の片隅にでも覚えていただけるといいと思います。

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初めまして。現在、サラリーマンとして10年目を迎えました木土(もくど)と申します。4人家族(うち、1匹)の大黒柱ではありますが、日々、嫁にいじられつつ、娘も最近、私をいじりはじめた今日この頃・・・ 何卒、宜しくお願いいたします。