27年も続いている『世にも奇妙な物語』。今回のストーリの中で、予告から話題の「寺島」という作品が放送されました。その「寺島」で初出演、初主演となった吉岡里帆さんですが、衝撃的な演技はもちろん、そのストーリーのラストもビックリでした。吉岡里帆主演の「寺島」のラストとはいったい。

前半もネタバレではありますが、最後の部分(怖い部分)は、【後半ネタバレ】になっています。

「寺島」のあらすじ

初連載が決定したものの、アシスタントがやめてしまい困っていた漫画家の山崎(峯田)。そんな彼の元に担当編集者の江田(福田温子)に紹介されたと、寺島ひな(吉岡)と名乗るかわいらしい女性がアシスタントとして現れる。漫画原稿の下書きが思うようにいかない山崎は、アシスタント作業をする寺島の美しい横顔がふと目にとまり、寺島の顔をスケッチブックに描き始める。それに気づいた寺島は、恥ずかしがるが、山崎はスケッチをやめない。そのうち寺島は山崎に小学生時代の話をしだし、その頃の友だちだった小林摩子(大後寿々花)のことを語り出す…。

アシスタントの寺島ひな、そして、その友達である小林摩子。2人の関係性がとても気になるところ、果たして何がこの漫画家:山崎に起こるのでしょうか。

「寺島」の【前半ネタバレ】

忙しそうに作業をしている漫画家の山崎。せっかく、初連載が決まったのに、アシスタントが辞めてしまったため困っていた。そして、紹介されていた別のアシスタント「寺島」を待つ。

すると、そこにやってきた綺麗な女性。それが、寺島ひな(吉岡里帆)だった。彼女は、山崎先生のファンだと話し、その寺島の可愛さに目が覚める山崎は、「初連載・可愛いアシスタントに俺はついてる!」と笑顔に。

女の子の画がどうしても描けなかった山崎は、目の前にいる寺島をモデルに絵を描き始める。恥ずかしいという寺島は、小学生の頃の友達の事を話し出す。

(ここから回想)

友達の名前は、まこちゃん。寺島とは対照的に、髪はガサガサ、背中は丸まり、【魔女】というあだ名が付いていた。そして、寺島は、猿のように笑うまこちゃんの癖がどうしても好きになれなかったと告白する。しかも、イジメられていた彼女の手首にはいくつもの傷跡が・・・。

学校で、まこちゃんと一緒に育てていたウサギ。しかし、ある日、飼育小屋に行くと、そこには血だらけの跡が!それをきっかけに、学校を休んでしまう寺島は、父の転勤のため、そのまま引っ越さなければならなくなった。すると、まこちゃんから家に電話がある。寺島は、「ひなちゃんは友達だよ!(そして、猿の笑い声)」とまこちゃんに恐怖を感じる。

(ここまでが回想)

寺島は、山崎の所へ来る1時間前、そのまこちゃんに呼び止められていたことを話す。そして、2人で入った喫茶店で、当時、父親から暴力や、いじめで生きられないと思っていたが、寺島のお陰でなんとかなったことを話すまこちゃん。

そして、まこちゃんは、自分の魔女のようなガサガサの髪を自らハサミで切っていた。すると、その場に現れた父親に、「魔女みてぇだな」と言われ、殺してしまったのだ。そして、そのままつい最近まで入院していたという。

それを聞いた寺島は、怖くなりその場を去って、山崎の元へきたと言うのです。

すると、突然、チャイムが鳴る音。ドアノブをガチャガチャと回す音がする!そして、入ってきたのは・・・

【ネタバレは後半に!】

「寺島」を演じる吉岡里帆の演技

写真は、ドラマが始まり、登場した寺島:吉岡里帆さん。漫画家の事務所にきたところです。その時の彼女は、普通の可愛らしい女性。元気ハツラツというよりも、静かな大人しい女性でした。

寺島は、自分が幼き頃の友達に関する事で、恐怖を感じているという設定。彼女は、本当に怖そうに語っていたのですが、突如、全部嘘だと言い笑って部屋を出ていきました。これが、「ちょっとやべぇ~な、あれ嘘か?本当にわからなかったし」と思わせるほど。それまで、感じていた雰囲気が少し変化したところです。リアルで演技が申し分なかったです。

そして、最後のカツラの所も怖いし とにかく怖い・・・。何かもう吉岡里帆ちゃんの演技の上手さ半端な過ぎて驚きどころの騒ぎじゃないですね。1個1個の作品で全然別人に見えるし、可愛いしすごい!! 吉岡里帆さんの猟奇的な役って印象に強く刻みこまれるのが多い気がする あぶなげな雰囲気出すのうまいなぁ。

世にも奇妙な物語「寺島」の衝撃的ラスト【後半ネタバレ】

ネタバレというか怖い要素の部分になるので見たくない人は見ないでくださいね!

部屋に入ってきたのは、ただの編集者の女性だった。ビックリする山崎に、寺島は、「全部嘘ですよ!」と話し、漫画家志望だからこのくらいの作り話しは出来るとはなし、部屋を出ていきます。

「あの子誰?」と編集者の女性。「寺島さんですよ!紹介してくれたでしょ?」と答える山崎。しかし、あの子は違うと聞くと、2人の耳にテレビの音が。それは、喫茶店のトイレで殺害された女性ニュース。そして、殺された女性の名前が【寺島ひな】と聞く。

ヤバいっと思い、その編集者の女性と逃げようとする山崎だったが、目の前には寺島・・・いやまこちゃん(吉岡里帆)が。そして、ニュースでは、「寺島さんの首は切断されており・・・」と流れる。「お腹空いてるから、ちょっと食べに・・」と誤魔化す山崎に、「良かった・・・」と、お土産を持ってきたというまこちゃんは、トートバックを引きずりながら近づきます。そして、トートバックの引きずった跡には血が。

「気に入るといいけど・・・」とそのバックを開け、「お好きですか?メロン・・・割れちゃったけど」と笑うまこちゃん。バックを覗く3人。

(場面は変わり、ある公衆トイレ)

電話をかけるまこちゃん、「あかねちゃん、元気?」と話し、猿みたいな笑い声をあげるまこちゃん。

そう、次の相手を探したのです。

そして、髪の毛に手をかける。その綺麗な髪の毛は偽物(カツラ)だった。

【終わり】

下は、その結構怖い部分なので、見たい方は是非(^_^;)

世にも奇妙な物語「寺島」の感想

メロンとか言ってたけど明らかにカバンの下、血まみれだったわけです。怖いです。寺島と名乗っていた吉岡里帆が、実は、父親を殺害し、同級生も殺し、被害者の首を鞄に入れ持ち運ぶという猟奇的な殺人犯まこちゃんだったとは。その精神的におかしい女性に圧巻な恐怖です。笑い声も・・・。

この「寺島」が今回の一発目。フジテレビさんやりますね!吉岡里帆さん主演『寺島』の撮影中は、スタッフから「ヤベぇ…」という声が終始もれていた。とありました。これは、本当にその通りでしょうね。もう本当に色々とヤバかった!寺島:吉岡里帆の思い切った採用はすっごい評価できるますよ!今ノッてる女優さんにあれほどのインパクトのある立ち位置を要求したのがすごい。

ちなみに、銀杏の峯田さんの演技も秀逸。全体的に、ホラーとしてはなかなかいい作品「寺島」でした!

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