世にも奇妙な物語の藤原竜也の最後の意味とは?|10/14放送

ホームレス役と大手IT企業の社長役を演じた藤原竜也さん。「世にも奇妙な物語」のラストを飾る『夜の声』というストーリ。そのあらすじとネタバレです。そして、世にも奇妙な物語の彼の2役に関するストーリーがどうもモヤモヤします。最後のシーンの意味も解説します。

【世にも奇妙な物語】夜の声あらすじ

大手IT企業のCEOである我堀英一(藤原)は、容赦なく社員の首を切る冷徹な経営者。そんな我堀が人知れず実践しているストレス解消法がありました。週末はホームレスとしてダンボールハウスに住んでいたのです。ある週末、いつものようにホームレス姿で過ごしていた我堀の元に一人の若い女性(飯豊)が男たちに追われて逃げ込んできます。思わず彼女をかくまう我堀。男たちが去り、早く家に帰るよう促す我堀ですが、ユリと名乗るその女性は我堀のダンボールハウスまでくっついてきてしまいます。見捨てるわけにもいかず、ダンボールハウスに入れる我堀。ユリはそのままダンボールハウスに住み始め、ホームレス姿の我堀の世話を焼くようになります。お互い多くを語らずホームレス生活を送り始めた二人は、次第にひかれ合っていくように…。ユリとより多くの時間を一緒に過ごしたいと考えた我堀は、CEOの身分については黙ったまま、自分の会社の入社試験を受けるようユリに言います。当然のごとく入社試験に受かり、我堀の元で働き始めるユリですが、我堀がホームレスと同一人物である事にはまったく気づきません。そんなユリをますます好きになった我堀は、自分がユリの慕っているホームレスと同一人物であることを隠したままプロポーズしますが…。

【世にも奇妙な物語】夜の声ネタバレ

ホームレスの家へ帰る我堀英一(藤原竜也)は、何者かに追われる女性ユリを助ける。無事追ってから逃げれたユリは、ホームレスの我堀の家にまでおしかけるユリをかくまう。土下座して、ここにいさせてくれと話すユリに、仕方なく許可することに。

平日の社長を終え、週末にホームレスの家へ戻ると、まだ家にいたユリにビックリする。カップラーメンを作って待っていた。翌朝出かける我堀を笑顔で送るユリ。社長室で、華を見つめる我堀。そして、ある事を思いつく。

翌週、ユリに自分の会社の採用試験を受けるよう提案する。しかし、ユリはここの生活がいいといい断る。すると、俺の事何も知らないのに・・・という我堀だったが、やっぱいいやとそのまま誤魔化し寝る。

後日、採用試験に現れたユリ。笑顔を隠す我堀だった。その週末、面接に受かったことに喜び報告、「大好きおじさん!おじさんが一番好き」と話し、乾杯することに。幸せな生活。

CEOの我堀は、ユリを秘書に就かせることにし、私を知っているか?と聞くも、知らないと答えるユリ。

数か月後、どこかで夕食でも食べようかと誘われるユリ。その車内で、プロポーズされる。しかし、「困ります」といって、車から飛び出す。

その週末、結婚を申し込まれたことをホームレスの我堀に話す。しかし、窃盗・傷害・・・前科があり、周りの人達に暴言を吐かれ、何もかもイヤになり逃げだしたと告白するユリ。結婚を勧める我堀だったが、もういい!といってホームレスの家を出ていく。

翌日、いつものように、道でお金を恵んでもらう我堀と友達ホームレスのケンちゃん。

そして、ホームレスの家から、大きな荷物を持って、笑顔で出ていくユリと送り出す我堀だった。

立派な家で、ユリと言い争う我堀。ホームレスの男の事の話しばかりするをユリにイライラし、つい「お似合いなんじゃないの?前科もちにはさ」と言ってしまう。そして、部屋を出ていくユリ。

彼女は、金庫のお金を持って家を出ていこうとする。しかし、それを止めようと自分がそのホームレスのおじさんだと告白するも、信じてもらえず、もみ合いになり刺されてしまう。ユリは、そのままその場を逃げてしまい、彼は、長くはないと悟り、遺書とユリに手紙を書き、そのまま死を迎えた。

ある日、我堀の会社の秘書が、我堀が描いたユリ宛ての手紙を友達ホームレスのケンちゃんに渡す。残堀は、秘書宛てに、「俺が書いたことは明かすな」と書いていた。

手紙を受け取ったケンちゃんは、我堀が住んでいたホームレスの家の前に着くと、我堀とユリの姿を目撃。しかし、それは一瞬で消えてしまう。

【終わり】

原作の手塚治虫の夜の声とは

原作の手塚治虫の夜の声とはこういうものでした。

あの最後の2人の映像とは

長として彼女との生活を選択した藤原竜也さんは、バッドエンドとなってしまったわけですが、途中のもや?や最後のぶわっと消えたあの2人の映像はなんだったのでしょうか?でも、よく考えてみると、これは平行世界とかパラレルワールドを行き来する話しではないと思います。原作も確かめると、ストレートな二重生活をする男の悲しい結末でした。

つまり、

・社長として彼女と結婚生活 ⇒ 彼女に好きになってもらえず虚しい日々。
・ホームレスでの彼女との生活 ⇒ お金はないが、彼女との幸せな日々。

ホームレスの家の前のぶわっともやのような演出は、単純にホームレスと社長の人生の分岐点を映像表現しただけで、二重生活をする我堀のふたつの生活の境目だったのかと思います。

そして、あの最後の映像は、幸せな彼女との生活が送れたもう一方の平行世界(ホームレスでの彼女との生活)が垣間見れた。もし、ホームレスのおじさんとして、彼女と暮らしていたら・・・の皮肉さでしょうか。

モヤのような演出と、ストーリーテラーのタモリさんが最後に平行世界の話でよくわからないことになっちゃいました!

ちなみに、平行世界の話と言うのは、人生は、選択肢の連続であり、現実は、選択した1つの人生しかない。しかし、もう一方の選択肢を選んでいたら・・・。選ばなかった選択肢の世界(平行世界)が存在した場合、互いに影響しあってはいるが、普通干渉することは不可能。ということ。

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